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- 108年ぶりに大リーグの歴史が書き換えられました。
シアトル・マリナーズ、イチロー。
9年連続200本安打。
大リーグ史上誰もなしえなかった快挙です。
大記録の道のりには、人知れずいくつもの困難がありました。
バッティングを狂わせる想像を絶するプレッシャー。
記録を目指せば目指すほど深まる孤独。
そして、記録を目前にしての思わぬアクシデント。
イチロはいかにして大記録への道のりを歩んだのでしょうか。 - voice-01
どうしても外せない記録がある
これをするために
すべてのことをやっておきたかった
絶対やってやる
という気持ちがほとんどを支配してましたから - voice-02
僕は開幕に向けてこの状態でも調整をしていたんですけども
どうしてもリスクがあるということで
球団の方からストップがかかったので
しかたなくという決断ですね 今回は
8試合ミスすることになりますけど
そこもう決まっちゃったことなんで
そこに合わしてやっていきますよ - voice-03
何か目標を上げろと言われれば
ヒットの数の方にどうしても目がいくんですよね 僕の場合は
それはなぜかって言うと
まずヒットは打てば減らないでしょ
でも打率は打たないと減るっていう そういうもんじゃないですか
そこに目を向けると 打率に目を向けると
打席から逃げたくなることが必ず出てくるんですよ
わかりますか
打席に立ちたくないっていう自分が出てくると思うんですよ
たぶんね
だけどヒットを打ちたい 安打を増やしたいと思ってれば
打席に立ちたいと思うわけでしょ - voice-04
重圧には弱いと思いますよ
まずね なんかこう
血の気が引いていくんですよね
脈がどんどん変わってきて 速くなっちゃってきて
しまいには 吐き気をもよおすという順番ばんですよね - voice-05
自分の技術に疑問をもってしまったりすることもあるし
自分ってこんなに野球が下手だったかなって思ってしまうぐらい
落ちるんですよね - voice-06
何が違うかというと
凡打になっている 結果的にヒットになっていない打席
これが過去のものとは違う というふうな感覚をもっています
いやな感触が残らないものが多いんです
これがピッチャーにほとんどやられているという状態なら
ちゃっといやなんですよね
気持ちよくない プレーしていて
という感覚をもつんですけど
これがほとんど無いんですよね
これが大きいですね 今年 - voice-07
あの経験をしたことで 何かが生まれたことは確かですよね
どんな状況でも怖くないんですもん
あのことをよく思い出すんです あの打席のことを - voice-08
おいおいマジかよと
この状況は僕にとって大きなものを失う可能性があって
とても大きなものを得る可能性もあると
日の丸をつけて闘っている
多くの視線がそこに注がれていることは
簡単に想像できましたし
僕だけの想いではない 全国民の想いがそこに詰まっている
こんなに重いものはなかったんですよね - voice-09
あまりの恐怖に 自分で
****************
みたいなことが始まったんです
それはあまりの恐怖からきたものだと思うんです
今思えばね
こんな恐怖は過去に味わったことがないし
おそらく未来この先
僕の未来にもないんではないかと
いうふうに想像しています - voice-10
この恐怖に打ち勝ったといえるかどうかわからないですけども
結果的にいいものを生み出した
このことは今シーズンの僕にも
気持ちの中に繁栄されているんですけども
何が自分の目の前に起こっても
怖いと感じないんですよね
こんなに心強いものはないんですよね
バッターとして - voice-11
「ラッキーなヒットだったな」ていう人って結構いると思うんです
でも僕の中ではまったく違うんですよね
詰まらせてヒットにするっていう技術があるんですよね - voice-12
一瞬で掴んだもの
あっ掴んだなと思うことってけっこうあるんですよ
でも短い間で消えていってしまうことも沢山あるんですね
一つ言えることは
常にバッティングっつうのは動いてるっていうことですね
これをやっとけば大丈夫だっていうものが
動いていくんですよ
それがバッティングだと
僕は思ってんですけど
だから答えがないし 終わりがない
これをやっとけばいいっていうものがないから - voice-13
チームが勝っているっていう時はいいんですけれども
いざ負けが続いた時
すごく孤独な気持ちになる
孤独感を感じる可能性があると思うんですよね
その時に 自分と闘わなくてはいけない
ひょっとしたらチームメイトの目と闘わなくてはいけない - voice-14
ようやく解放されましたね
人との競争ですね
200本安打続けて打っていくという競争にピリオドをうつことができた
という開放感でいっぱいですね
まず野球が大好きであるということ
これが一番の要因だと思います
今の自分が最高だ 最高の状態だ
ていうかたちを常につくりあげてきたこと
これが共存していることが僕の強みであるような気がしています
Maked 17 Sep. 2009
Posted 17 Sep. 2009
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