チャレンジすることを讃える社会をつくろう

2013年6月16日、福島県いわき市の小名浜港から米サンディエゴを目指して、小型ヨット「エオラス号」で出航したニュースキャスター、辛坊治郎さんと全盲のセーラー、岩本光弘さん。航路約5100マイルを約55日間かけて渡る大冒険だ。

しかしこの大冒険も、予期せぬアクシデントに見舞われ、救命いかだで漂流中、6月21日に救出され途中で明らめる(諦める)こととなった。

救出後、記者会見に臨まれた辛坊さんと岩本さんの真摯な姿に僕は感銘を受けた。
残念なことだけど、仕方ない。
そんな真っすぐな気持ちが伝わってきた。

さて、この記者会見を受けて、テレビなどではいろんな方が、好き勝手なコメント述べているのだが、中には、「冒険を軽くみるな」とか「救出されて恥を知れ」的なコメントを聞く。まるで、生きて帰って来られた事を非難しているようでとても悲しくなる。

テレビのような公的なメディアで私的な発言をするのはもっての他で、その人の人格を疑うだけでなく、その番組を作っている会社の姿勢も透けて見えてくる。
ネット社会でも同様なのだが、発言する前に、各人の中に恒心というものがなければ、この世は些細な事で争いが絶えないことになるのではないだろうか。

現代は、「結果」至上主義の風潮がある。
結果がプラスならば、そこそこ褒めて、マイナスならば、猛烈にバッシングするということが、さも正しいのだと言わんばかりだ。
この風潮は、21世紀に入った頃から顕著になり、最近は「政治は結果だ」というフレーズがそれに拍車をかけていると思う。
国民が、行政や国家権力に対して厳しい見方をすることを、そのまま、個人や民間の会社に向けてしまっていることが、結果を求める非情な空気をつくっているのだ。

もう一度考え直してみないか。
「結果」というものは「努力」の後に付いて来るもので、どんな結果になっても、それは仕方がないことだ。むしろ、何か事を興そうとする志を讃えるように、空気を変えられないだろうか。

世のため人のために、自分にできる何かが社会に貢献ができる。
冒険者や経営者や一般人でもが、無私な気持ちで、夢を掲げて目的に向かって我武者羅にチャレンジすることに、もっともっとみんなで応援しよう。その応援がパブリック・リレーションとなって拡がっていくと、じゃぁ俺もやってみようか、ということになって増えてくる。チャレンジする人が増えれば増えるほど、未来は明るく輝くのだと僕は信じている。

関連ニュース
辛坊キャスター、ヨット遭難 太平洋で浸水…救命ボートに
辛坊キャスターのヨット遭難の原因は何なのか 「衝突時の映像」が公開されマッコウクジラ説が有力?

 

 Contact Me 
現在、セキュリティ対策でコメント欄はCLOSEしております。
コメント等は大歓迎ですので、
コンタクトフォームから頂けるとありがたいです。
コンタクトフォームはこちら

PhotographerでWeb designer辰巳隆昭のホームページにようこそ
一期一会 人の縁から生まれる感謝の思い コツコツとお客さんのことを考えながら仕事でかえしていく 貴方の夢と社会とのつながりをデザイン。
これが私のpolicyです...(Read More)