自我と真我。2つの我

横浜税関の朝
利己的に物事を考えていく自我と、博愛に満ちた優しい思いやりの真我。
人間はこの2つを心の中に持っている。
真我というのはおとなしいので、なかなか表に出てこないが、自我といのは「オレが、オレが」という気持ちで表に出やすい。
仏教では煩悩というが、この煩悩を抑えなかったら美しい行為、優しい行為というのは出てこないと言われているんだ。

自分の心が2つあるということすら誰も気がついていないないのかもしれないが、みんな自分というのは自我だけを持っていると誤解している。
真我という、優しい思いやりに満ちた美しい心がある、ということを知らないでいる。

自我の命ずるままに歩めば、人間関係もうまくいくわけがない。
自我と自我がぶつかりあっていれば、社会も家庭もうまくいきようがない。
自我の心と真我の心。
利己と利他。
それらが人間の心の中には同居しているんだ。
だから基本的で素朴な倫理観で、自我、利己のほうも抑えることをしなくてはいけないんだ。