野菜から生命をいただく

5月の上旬に母の検診に立ち会った。
母は京都に住まい、ずんぶんと昔からお世話になっている地元の内科の主治医の先生に診てもらっている。
いうなれば町医者の先生だ。
その先生から僕のところに電話があったのは4月の中旬だったかな。
突然。
携帯電話に浮かび上がった先生の電話番号、なにかあったのかと一瞬不安になる。

「今度お母さんの検診あるから、立ち会ってよ」
「母に何か気になることでも」
「そんなことないけど、一度一緒に見てもらっときたいし」

そんなやりとりがあって検診の当日。
特に問題もなく検診は終わり血液検査などの結果は後日来診することになった。
僕は次回は立ち会えないので、結果は母から聞き、主治医の先生にも確認することにした。

そして笑い話のような結果。
「栄養の摂りすぎやで」と言われた、と母が言う。
「先生、栄養いうても、毎日野菜とごはんしか食べてへんよ。お肉なんてめったに食べへんし。」

先生曰く、「野菜中心の食事が身になってんねんやろ」と。

“栄養を摂る”というと、とかくお肉を食べることを想像する。
疲れた時は焼肉でも食べて精付けよ、という考えは今や常識だし、“肉食系”という言葉には“強い”をイメージする。
でも母は煮炊きした野菜で十二分に栄養を補っているのだ。

現代の食に関する日本人の常識って、ほとんどは明治以降に言われたことに因るものが多い。
恐らくそれは、明治になって多くの西洋人が日本に渡来し、彼らの体格と近代化が当時の日本人より勝っているのは、食に原因があるのだという考え方が、日本人の食の西洋化が急激に進ませたのだと思うし、その考え方が終戦後に加速させたのだ。
だからと言って“草食”に帰れとは言わないが、四足を食べることには少し疑問を感じてもいいと思うし、時間をかけてでも自分の肉体をつくる源を見直してもいいのではと思う。

一昨日の昼食に豚丼を食べた僕がこんなことを書くのはおかしいけれど、一ヶ月に一回も食べないのでいいかな、ということにしておきたい。

 Contact Me 
現在、セキュリティ対策でコメント欄はCLOSEしております。
コメント等は大歓迎ですので、
コンタクトフォームから頂けるとありがたいです。
コンタクトフォームはこちら

PhotographerでWeb designer辰巳隆昭のホームページにようこそ
一期一会 人の縁から生まれる感謝の思い コツコツとお客さんのことを考えながら仕事でかえしていく 貴方の夢と社会とのつながりをデザイン。
これが私のpolicyです...(Read More)