お昼はがっつりと食う

横浜関内、ベイスターズ通りに「美幌食堂」というお店がある。
北海道ものを扱うレストランのようだが、僕はあまり行ったことがないので、よく知らない。
散歩帰りに前を通ると、「炭焼豚丼」という文字が妙に目に付いたので、ふらりと入ってみた。

美幌食堂の炭焼豚丼

これは昨日のランチです。

飯を食いながら考えた。
「トカゲの尻尾きり」という言葉がある。
自分の都合が悪くなったら、都合の悪いところを切り捨てて、自分の身を守る手段なのだが、往々にして(と言うよりとても頻繁に)人間はこの尻尾きりをやるのだ。
脳が発達して、他の生物にはみられない知能が高度に発達した進化をとげた人間でも、この純粋な動物的習性を忘れずにいることに笑いが止まらない。
先日もこの尻尾きりに出くわしたし、十数年前も観たことががあった。
「トカゲの尻尾きり」を行なうとは、その者も即ちトカゲの如きと軽蔑する。
尻尾きりという下等な行為に比べると、義理・人情を重んじる精神のなんとも神々しいものだろうか。
光り輝き、菩薩にとどく精神の美徳である。
僕は、どんなに身を落とそうとも、この部分だけは腐りたくないと思うのだ。